3つの反政府勢力の一つ、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)に近いメディアが公開した写真には、ミャンマーの准将らが降伏後にMNDAAのメンバーと食事をしている様子が写っている(写真:コーカン)。
今月、中国国境に近いラウカイの町に駐留していたミャンマー軍は、数週間に及ぶ衝突の末、民族反乱軍連合軍に降伏した。約2,000人の兵士が降伏し、家族とともに町を離れることを許された。
このため、ラウカイ地域の指揮を執る准将6人が逮捕されたと軍筋がAFPに語った。匿名を条件に話した情報筋によると、6人全員が起訴されるのか、またどのような罪に問われることになるのかはまだ明らかではない。
「准将6人はまだ判決を受けていない」と軍報道官のザウ・ミン・トゥン氏は1月23日AFPに語った。
ミャンマーのラウカイ町は中国との国境近くに位置する(写真:Google マップ)。
中国雲南省と国境を接するコーカン地方の首府ラウカイは、3つの民族武装グループからなる反政府勢力連合が2023年10月に攻撃を開始して以来、同連合に陥落した最大の町となっている。
AFPによると、ラウカイは麻薬製造とオンライン詐欺の中心地となっている。何千人もの中国人や他の外国人が騙されてこの国に来させられ、ネット上で同胞を騙す労働を強いられている。
今月、正規軍と反政府勢力であるアラカン軍(AA)、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)、タアン民族解放軍(TNLA)は、中国の仲介による停戦を発表した。しかしその後、双方は停戦違反で互いを非難した。
MNDAAはかつてラウカイを支配していたが、2009年に正規軍によって町から追い出された。
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