レゴの代表者は、中国の中産階級、つまりレゴのおもちゃで遊ぶ条件が整った子供たちのグループは非常に大きいが、レゴの存在感はまだ低いと説明した。 (出典:チャイナデイリー) |
レゴは、1~6月の売上高が1%増の274億クローナ(40億ドル)だったと発表した。前年同期は17%増、2021年同期は27%増だった。レゴの今年上半期の営業利益は19%減の64億クローナだった。
しかし、市場全体が7%減少したのに対し、レゴの小売売上高は3%増加しており、レゴはハズブロやバービー人形メーカーのマテルなどのライバルから市場シェアを獲得したことになる。
デンマークの玩具メーカー、レゴ社のニールス・クリスチャンセン最高経営責任者(CEO)は、輸送費や原材料費が安定しているため、同社は今年上半期にレゴセットの価格を値上げしておらず、今後も値上げする予定はないと述べた。
クリスチャンセン氏によると、レゴは2023年上半期に89店舗を新規オープンし、今年はさらに約150店舗をオープンし、世界全体で約1,050店舗をオープンする予定だ。 CEOは、レゴ社がこのペースで今後5~10年間は店舗をオープンし続けることができると考えている。
クリスチャンセン氏は、今年オープンするレゴの新店舗の半分以上は中国にあり、年末までに同社の店舗数は500店を超えると述べた。新型コロナウイルス感染症のパンデミック後、中国消費者の店舗での買い物活動の回復は予想よりも遅いものの、レゴはこの市場への投資を続けている。
クリスチャンセン氏はこの戦略について、中国の中産階級、つまりレゴのおもちゃで遊ぶ条件が整った子供たちのグループは非常に大きいが、レゴの存在感はまだ低いため、同社は中国への投資を継続すると述べた。
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