ブルームバーグ億万長者指数によると、マーク・ザッカーバーグの純資産は10月3日に2062億ドルに達し、ジェフ・ベゾスの2051億ドルを上回った。フェイスブックの共同創設者の資産は現在、世界一の富豪イーロン・マスクにわずか500億ドル差だ。

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マーク・ザッカーバーグ氏がMetaグローバル開発者会議でスマートグラスのプロトタイプを披露。写真:ブルームバーグ

メタの株式13%を保有するザッカーバーグ氏の純資産は今年初めから780億ドル増加しており、フォーチュン500の世界長者番付で最も増加している。

10月3日の取引終了時点で、Metaの株価は史上最高の582.77ドルで取引を終え、1月初めから68%上昇した。

CNBCによると、Metaの社長がランキング2位に上がったことは、ソーシャルネットワーキングの巨人である同社の業績に対する投資家の興奮とともに、社長の個人資産の変動を浮き彫りにしているという。

メタは7月に第2四半期の収益が22%増加して390億7000万ドルになったと発表し、4四半期連続で収益が20%以上増加したことになる。

フェイスブックの親会社は、オンライン広告プラットフォームの効率向上に役立ったAIへの多額の投資を指摘している。

2021年、AppleがiOSに新たなプライバシーアップデートを導入し、ウェブサイト間でユーザーを追跡する能力が弱まったことで、Metaのオンライン広告エコシステムは深刻な打撃を受けた。

2022年2月、同グループはこの変更により100億ドルの収益が失われる可能性があると予測した。

2022年後半、ザッカーバーグ氏は大規模なコスト削減計画を開始し、それは翌年まで続き、最終的に従業員の4分の1に相当する21,000人のMeta従業員が職を失うことになった。 C

投資家らは積極的な施策に満足しており、広告事業はTemuやSheinなど中国の小売業者による大規模なデジタル広告キャンペーンに支えられて回復した。

Metaは仮想宇宙への準備に必要な仮想現実および拡張現実の技術に数十億ドルを費やし続けていますが、同社の中核となる広告事業が健全である限り、投資家もこうした投資に対してより寛容になってきています。

(CNBCによると)