ドイツの兵器製造会社は、今年100億ユーロ(109億ドル)という記録的な売上高を達成することを目指し、ウクライナに少なくとも4つの製造工場を建設する計画を立てている。
ラインメタルは昨年、主にウクライナ紛争による72億ユーロという過去最高の売上高を記録し、2024年までに100億ユーロの達成を目指している。(出典:AFP) |
ウクライナ紛争は3年目に突入し、その脅威の高まりに直面して多くの国が再軍備を模索する中、ドイツの軍需産業を活性化させているとAFPが報じた。
昨年以来、需要の急増により、ドイツの兵器大手ラインメタルの株価指数は、欧州連合(EU)最大の経済大国であるドイツの主要上場企業40社で構成される優良企業DAX指数に加わった。
ラインメタルのアルミン・パペルガー最高経営責任者(CEO)は3月14日の同社の2023年度業績発表で、「ウクライナは今や当社にとって重要なパートナーであり、年間20億~30億ユーロ(の収益)に達する可能性があると考えている」と断言した。
この会合で、ラインメタルはウクライナに少なくとも4つの兵器工場を建設する計画であることを確認した。
したがって、ロシアが戦場で優位に立つにつれて弾薬が不足するウクライナの工場では、砲弾、軍用車両、火薬、対空兵器が生産されることになる。
デュッセルドルフに拠点を置くラインメタルは、ドイツ政府が相当の躊躇の末にウクライナへの移譲に同意したレオパルド戦車の部品製造を専門としている。ラインメタルは昨年72億ユーロという過去最高の売上高を達成し、2024年には100億ユーロを目標としている。
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