軍の支援を受けるUTNは、タイ貢献党が結成した複数政党連合に36議席を追加すると発表した。 AFP通信によると、この声明は8月22日に予定されているタイの新首相を選ぶ投票に先立って発表された。
プラユット首相は、タイ貢献党主導の政府を打倒したクーデターで権力を掌握してから約10年後、5月14日に行われたタイ下院選挙でUTNのトップ候補として出馬した。
「我々は国が前進し、UTNがタイ貢献党政府に加わることを望んでいる。UTNは8月22日にタイ貢献党の候補者に投票し、同候補者を支援する用意がある」とUTNのスポークスマン、アカラデージ・ウォンピタクロジ氏は会談後、記者団に語った。
統一タイ党のピラパン・サリラトヴァヒバガ党首(左)とタイ貢献党のチョルナン・スリカオ党首が、7月22日の両者の会談後に記者団に語った。
タイのタクシン・シナワット前首相と関係のある政党、タイ貢献党は5月14日の総選挙で第2位となり、選挙後の政権樹立を目指して主導していた8党連合から前進党が離脱して以来、連立政権樹立の取り組みを主導してきた。
AFP通信によると、タイ貢献党は実業家のスレッタ・タヴィシン氏を首相に指名する予定で、新連立政権は同氏の指名を承認するのに十分な票数を必要としている。
これに先立ち、CNNは7月11日、プラユット氏が再選に立候補せず、政界から引退するとのUTNの発表を引用していた。プラユット氏は新政権が樹立されるまでタイの首相に留まる。
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