クメール・タイムズ紙は12月20日、カンボジアと米国が10年近く中断されていた合同軍事演習「アンコール・センチネル」の再開の可能性を検討していると報じた。
カンボジアのフン・マネ首相と軍高官は12月18日、首都プノンペンで米インド太平洋軍司令官のサミュエル・パパロ提督と米軍艦「サバンナ」の士官らと会談した。
米軍艦「サバンナ」は12月16日、カンボジア南部の港湾都市シハヌークビルに入港する準備を整えている。
クメール・タイムズ紙が本日、カンボジア首相府の発表を引用して報じたところによると、会談中、双方は防衛分野における二国間協力の強化と拡大への決意を表明した。
フン・マネ首相は、パパロ提督率いる米国代表団の訪問と、12月16日からの米海軍駆逐艦サバンナのカンボジア・シアヌークビル港への入港により、防衛分野における両国間の関係と協力がさらに促進されるだろうと述べた。
一方、パパロ提督は、今回の訪問は、6月の米国防長官ロイド・オースティン氏のカンボジア訪問に続き、特に防衛分野における米国とカンボジアの関係強化に向けた努力の継続を表すものだと述べた。
パパロ氏は、あらゆるレベルでの交流、訓練活動、合同演習を通じて、両国の軍隊間の協力を今後も強化していくことを誓った。
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パパロ提督は12月18日、シアヌークビル港の米海軍駆逐艦サバンナの横で行われた記者会見で、米国とカンボジアの二国間友好と協力関係を強化し拡大するための継続的な取り組みを称賛した。
「当初から、我々は演習プログラムの拡大や、過去に実施した演習、特に空中演習やアンコール・センチネル演習への復帰についても話し合ってきた。そして、我々は真剣に交渉に臨むつもりだ」とパパロ氏は前述の記者会見で述べた。
米国とカンボジアの前回の年次二国間演習は、カンボジアのコンポンスプー州にある多国籍平和維持訓練学校で行われた「アンコール・センチネル2016」演習だった。クメール・タイムズ紙によると、この演習はカンボジア王国軍が主催し、米太平洋陸軍が後援した。
アンコール・センチネル演習は、人道支援と災害救助能力を強化し、両国間の軍事協力を改善することを目的としている。
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出典: https://thanhnien.vn/campuchia-my-xem-xet-khoi-phuc-cuoc-tap-tran-chung-bi-tam-dung-sau-gan-10-nam-185241220101703601.htm
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