中国は、ロシアが中国国民5人を尋問し入国を拒否したことに抗議し、この措置は二国間関係に反するものだと強調した。
ロシア駐在の中国大使館は8月4日、WeChatアカウントに、先月末に中国人5人がカザフスタンからロシアに車で入国しようとしたが、4時間にわたる尋問の末、入国を拒否されたと投稿した。このグループの人々もビザを取り消されました。
中国大使館の投稿には、「大使館はロシア外務省および国境管理当局と会談し、ロシアの過剰な法執行が中国国民の正当な権利と利益を深刻に損なっていると指摘した」と記されている。 「今回の行動は、中露友好の全体像や両国間の友好的な民間交流の高まりの傾向に反する」
中国大使館はロシアに対し、事件の原因を説明し、悪影響を排除し、同様の事件が再発しないように積極的に対策を講じるよう求めた。
「ロシアは国境警備隊の過剰な法執行活動についてさらに深く調査し、中国側に満足のいく回答を提供する必要がある」と中国大使館の投稿は強調した。
ロシアの中国大使館。写真:ウィキメディア・コモンズ
大使館によると、ロシア当局は、これは孤立した事件であり、ロシアはこれを歓迎し、中国国民に対する差別政策は持っていないという声明を発表した。また、5人の入国が禁止された理由として、ビザ申請書に記載された目的地が実際の目的地と一致しておらず、ロシアの法律や規則に違反している、と指摘した。
ロシア駐在の中国大使館によるこの措置は、ロシアとカザフスタンの国境検問所で入国を拒否されたという話をある男性がソーシャルメディアで共有してから数日後に起こった。 「今や我々はロシアと中国の間に深い友情があることを知った」とこの人物は皮肉を込めて語った。
北京とモスクワは、習近平国家主席とウラジーミル・プーチン大統領が2022年2月に冬季オリンピックの開会式のために北京を訪問した際に「無制限の」パートナーシップを発表して以来、両国の強い絆について繰り返し語ってきた。
フイエン・レ( Global Times 、 Bloomberg 、 Reutersによる)
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