7月12日、謝鋒中国大使はワシントンDC(米国)でエリー・ラトナー米国防次官補と会談し、二国間関係について協議した。
謝鋒駐米中国大使は、両国の間に「調和のとれた」関係を築きたいと考えている。 (出典:ロイター) |
タ・フォン氏はイベントで演説し、健全で安定した関係を維持することが共通の利益になると断言した。同当局者は、習近平中国国家主席が示した相互尊重、平和共存、互恵協力の3原則が、新時代に両国が仲良くやっていける基礎であると断言した。
謝鋒大使は両国の国家的・軍事的関係に関する中国の立場を概説し、米国に対し、具体的な行動を通じて意見の相違を管理するよう求めた。同外交官は、ワシントンは台湾問題などの重要かつ敏感な問題を、中米の3つの共同声明に示された原則に従って慎重に扱い、北京と連携して国家間および軍対軍の関係を徐々に正常な軌道に戻すべきだと述べた。
一方、国防総省報道官のマーティン・マイナーズ中佐は、協議は約90分間続き、「ラトナー氏はまた、米軍と中国人民解放軍との連絡ラインを維持するという国防総省の取り組みを強調した」と述べた。
米国務省は7月13日、アントニー・ブリンケン国務長官が第56回ASEAN外相会議(AMM-56)の機会にインドネシアで中国中央外交工作委員会の王毅弁公室主任と会談すると発表した。秦剛外相が健康上の理由で出席できないと北京が発表した後、王毅氏はASEAN加盟国との会議に中国を代表して出席した。
一方、7月10日、英国ロンドンで開かれたフォーラムで国防総省の最高政策顧問コリン・カール氏は「我々は北京とのコミュニケーションと危機管理のチャンネルを強化するために定期的に連絡を取っているが、彼らは我々を追い出し続けている」と語った。中国は米国が危機管理チャネルを利用して「さらなる危機を作り出す」ことを懸念しているようだ、と当局者は述べた。
今月初めにはジャネット・イエレン米財務長官が中国を訪問し、ジョン・ケリー米大統領気候変動担当特使も来週北京を訪問する予定だ。先月、アントニー・ブリンケン国務長官も2018年以来、米国のトップ外交官として初めて北京を訪問した。今回の訪問で、ブリンケン国務長官は多くの中国高官と会談し、習近平国家主席とも会談した。
[広告2]
ソース
コメント (0)