ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(写真:TASS)。
「明日、大統領はUAEとサウジアラビアへの訪問を開始する」とクレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は12月5日に述べた。
ペスコフ氏によれば、石油分野での協力というテーマに加え、プーチン大統領の今回の訪問の議題には他の多くの側面も含まれる予定だという。
「国際的、地域的な議題について意見交換する。もちろん、私がここで話しているのはガザ地区におけるイスラエルとハマスの対立の問題だ。しかしまずは二国間関係について話そう」とドミトリー・ペスコフ氏は述べた。
石油輸出国機構(OPEC+)が市場状況に与える影響について問われると、ペスコフ氏は「影響が弱まる時もあるだろうが、ロシアは引き続き協力していく」と述べた。
もう一つの展開として、12月4日、ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領は、プーチン大統領が来年のG20サミットに出席するよう招待されると発表した。ブラジルの指導者はまた、ロシアは国際刑事裁判所(ICC)の管轄権を認めていないとも強調した。
この問題に関してペスコフ氏は、ロシアは引き続きG20の活動に参加するが、プーチン大統領がどのような形でG20会議に出席するかは決まっていないと述べた。
「まだ何も決定されていない。しかし、いずれにせよ、ロシアは何らかの形で会議に参加し続けるだろう」とペスコフ氏は述べた。
プーチン大統領の渡航計画は、国際刑事裁判所が3月に同ロシア指導者に対し「ウクライナ領土からロシアへの児童の不法な追放および不法な移送」の容疑で逮捕状を発行したことを受けて発表された。ローマ規程に基づき、ブラジルを含むICC加盟123カ国は、ロシアの指導者が自国領土に足を踏み入れた場合、逮捕する義務がある。
ロシアはプーチン大統領に対するICCの逮捕状を「無効」とみなしている。ロシアは2000年にICCローマ規程に署名したが、ICC加盟国となるために批准することはなく、最終的には2016年に署名を撤回した。
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