億万長者のイーロン・マスク氏は、米国が北大西洋条約機構(NATO)から脱退するよう求め、米国がヨーロッパの防衛費を負担するのは「不合理」だと述べた。
億万長者のマスク氏の発言は、NATOの将来が不透明な時期になされた。
テスラとスペースXの共同創業者で、現在はドナルド・トランプ米大統領の上級顧問を務める億万長者のマスク氏は、3月9日に自身のXアカウント(旧ツイッター名)で、米国は今すぐNATOを離脱すべきだという内容の記事にコメントした。 「そうすべきだ」とマスク氏は同意した。
マスク氏は3月3日にも、米国がNATOと国連から離脱すべきという提案に同意するとXに書き込んだ。
トランプ大統領の顧問による米国のNATO離脱を求める発言は、同盟の将来が宙に浮いている時期に出されたものだ。
NBCは3月6日、トランプ大統領が、今後NATO加盟国に防衛費の増額を求める方向で米国のNATOへの関与を調整することについて補佐官らと協議したと報じた。
ホワイトハウスのオーナーは同日、記者団に対し、米国は防衛活動に十分な資金を拠出しない加盟国を保護することを拒否する旨をNATO同盟国に明確に伝えたと述べた。
NATO内では、ヨーロッパは現在、通信、諜報、兵站、そして戦場での指導力と火力に関して米国に依存している。
欧州連合(EU)首脳らは先週、防衛費の大幅増額を目指してブリュッセルで緊急会議を開いた。会議中、旧大陸の当局者は、最大8000億ユーロ相当の「欧州再軍備」計画を承認した。このうち1500億ユーロは加盟国の軍事力向上のための融資の形で提供される。
2023年に可決された法律によれば、米国大統領は上院で3分の2以上の多数決、または議会の両院で法案が可決されない限り、NATOから一方的に脱退することはできない。
4月4日、NATO加盟32カ国は同軍事同盟の設立76周年を祝う。
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出典: https://thanhnien.vn/ti-phu-musk-keu-goi-my-roi-nato-lan-lien-hiep-quoc-185250309180008302.htm
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