ドナルド・トランプ米大統領は、ドイツから3万5000人の米軍を撤退させ、東欧に再配置することを検討しており、この動きは米欧関係に深刻な影響を及ぼす可能性がある。
3月7日のテレグラフによると、トランプ大統領は、ロシアと依然として緊密な関係を維持しているハンガリーにドイツから軍を移転することを検討しているという。トランプ大統領は、アフリカ大陸が「紛争を煽っている」ように見えることにますます苛立ちを募らせている。
米国は現在、国外に約16万人の現役軍人を駐留させており、その多くがドイツに駐留している。
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「具体的な発表はないが、米軍は国家安全保障上の利益に対する現在の脅威に最善に対処するため、世界各地への部隊の再配置を常に検討している」と米国国家安全保障担当報道官のブライアン・ヒューズ氏は述べた。
2025年3月6日、ホワイトハウスに立つドナルド・トランプ米大統領
テレグラフ紙が関係筋の話として伝えたところによると、トランプ大統領は、GDP目標を達成するために防衛費を増額した北大西洋条約機構(NATO)加盟国に重点を置くため、欧州に駐留する米軍の一部を再配置することを検討しているという。これは、防衛費支出額の多い加盟国に有利となるようNATO参加を再編するという政権の計画の一環でもある。
この動きは、米国大統領がNATO諸国が現在の2%の支出目標を達成できていないとして繰り返し批判し、そのギャップが米国に不当な負担を課していると発言したことを受けて行われた。トランプ大統領は3月6日、NATO同盟国が防衛費目標を達成しない場合、米国はNATO同盟国を防衛しない可能性があると警告した。
トランプ大統領は最初の任期(2017~2021年)中、ドイツから1万2000人近い米軍兵士の撤退を命じた。ドイツには、米欧州軍の司令部であるラムシュタイン空軍基地など、米軍が複数の大規模軍事施設を置いている。
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出典: https://thanhnien.vn/ong-trump-du-tinh-rut-quan-khoi-duc-dua-sang-dong-au-18525030809341739.htm
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