ケニア当局は、森の中で「世界の終わりの前に天国に行こう」と餓死したと思われる人々のさらなる遺体を発見した。ロイター通信は、6月13日にケニア南東部のシャカホラ森林の集団墓地から19体の遺体が掘り起こされ、死者総数は303人になったと報じた。
当局のロダ・オニャンチャ氏は、他に600人以上が行方不明になっていると報告したと述べた。
5月9日、シャカホラ森林の集団墓地発掘現場にいた調査員たち。
先週、捜査員らは森の中に隠れている人々をさらに発見することを期待して捜索範囲を拡大した。約65人の同教団信者は救出されたが、救出センター滞在中に6月6日から10日までハンガーストライキを行った後、6月12日に自殺未遂の罪で起訴された。
ケニアのキトゥレ・キンディキ内務大臣は、同教団の信者らが食事を拒否し、救出された後に信者の1人が死亡したことに懸念を表明した。
この宗派の指導者、ポール・マッケンジー氏は以前、2人の乳児を餓死させ窒息死させた疑いで逮捕されたが、後に釈放された。信者の親族によると、マッケンジー氏は森に戻り、世界の終わりが8月ではなく4月15日に来るという予言を変更したという。
警察が介入し、最初の遺体が発見された後、彼は4月に自首した。 5月に当局はマッケンジー氏の保釈申請を却下した。
ケニアの捜査官らは、集団墓地の発掘後に行われた検死で犠牲者の内臓の一部が失われていることが判明し、臓器売買の可能性を示唆していると述べた。
4月下旬、ケニア当局はマッケンジー氏とのつながりが疑われる別のカルトの指導者エゼキエル・オデロ氏を逮捕したが、後に保釈した。
オデロ氏は殺人、自殺ほう助、誘拐、過激化、人道に対する罪、児童虐待、詐欺、マネーロンダリングの容疑で捜査を受けている。
AFP通信によると、警察が捜索を開始して以来、関与の疑いで計35人が逮捕され、95人が救出された。
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