1月18日、アゼルバイジャン議会の国際関係および議会間関係委員会は、同国政府に対し、フランスに制裁を課し、パリとのあらゆる経済関係を断つよう求めた。
アゼルバイジャン議会委員会は政府に対し、フランスに制裁を課すよう要請した。 (出典:アゼルニュース) |
これに先立ち、フランス上院は1月17日、アルメニアの領土保全を支持し、2023年9月にカラバフで行われるアゼルバイジャンの軍事作戦に対する制裁を求める決議を可決した。
アゼルニュースは、アゼルバイジャンの国会議員らがフランス上院の決議を「偏向的、一方的、根拠がない」とみなしていると報じた。
「フランス議会両院がアゼルバイジャンに対して可決した決議を含め、フランス政府が推進する反アゼルバイジャン政策により、両国の関係は史上最低の水準にあり、実質的に停止状態にあるとみなせる」と委員会は声明で述べた。
したがって、この機関は、リストに含まれているフランス当局者の全資産を凍結し、すべてのフランス企業を追放し、これらの企業が国家の指示の下で実行されるあらゆるプロジェクトに参加することを阻止するよう求めている。
この文書はまた、「政府、フランスの上院、国民議会が講じた措置は、アゼルバイジャンとアルメニア間の和平議題の実施と南コーカサス地域の緊張の高まりを阻止することを目的としている」と強調した。
アゼルバイジャンはまた、フランスがバクーとエレバンの間の平和条約の調印を阻止しようとしていると非難した。
フランスは、アゼルバイジャン議会の国際関係および議会間関係委員会のこの動きについてまだコメントしていない。
フランスとアゼルバイジャンの関係は、フランスが「偏った」姿勢を示し、アルメニアに多大な政治的・軍事的支援を提供しているとバクーが非難して以来、2023年9月中旬から緊張している。アルメニアとアゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフ地域でアゼルバイジャンと領土紛争を抱えている。
2023年12月下旬、アゼルバイジャンは外交官としての資格にそぐわない活動を理由にフランス大使館職員2名を国外追放した。フランスは直ちに同様の対応を取り、アゼルバイジャンの外交官2人にフランスからの出国を命じた。
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