ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、米国が仲介するウクライナとの停戦協議が続く中、16万人を軍に徴兵するよう命じた。これは数年ぶりの大々的な徴兵計画となる。
ロシアの徴兵命令は4月1日から7月15日まで有効で、18歳から30歳までのロシア国民が対象となる。ウクライナ偽情報対策センターによると、これは2022年にウクライナとの紛争が始まって以来、ロシアによる最大規模の徴兵活動となる。
同センターによると、2022年春には13万4500人が兵役に送られ、同年秋にはさらに12万人が召集された。 2023年の春には14万7000人が兵役に召集され、秋にはさらに13万人が召集された。 2024年にはさらに2回の徴兵が行われ、それぞれ15万人と13万3000人が徴兵される予定だ。ロシアは徴兵兵を前線に派遣しないと言っている。
ロシア軍。写真:TASS
同時に、ドイツ連邦軍は、自国の部隊をリトアニアのNATO東側に沿って展開させると発表した。計画によれば、第45機甲旅団は2027年に最大5,000人の兵力で完全活動を開始する予定だ。
リトアニアはモスクワの同盟国ベラルーシおよびロシアの飛び地カリーニングラードと国境を接しており、将来モスクワと同盟国の間で紛争が起こる可能性のある場所である。
ドイツ軍が第二次世界大戦以来、海外に恒久的に駐留するのはこれが初めてだ。この動きは、モスクワが紛争をバルト海地域に拡大する可能性があるというドイツの懸念に対する反応とみられている。
ドイツ連邦情報局(BND)も、モスクワがNATOとのより大規模な対立に備えていると考えている。クリストフ・フーバー准将は声明で、「我々はNATOの東側に位置するリトアニアの同盟国の保護、自由、安全を確保しなければならない」と述べた。
ゴック・アイン(TASS、ニューズウィーク、ビルトによる)
出典: https://www.congluan.vn/quan-doi-duc-tien-sat-bien-gioi-nga-tang-cuong-quan-so-ky-luc-post341103.html
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