ナイジェリアは、隣国ニジェールで最近クーデターが発生し政権が倒れたことを受けて、ニジェールとの陸上国境を閉鎖する決定を発表した。
ナイジェリア関税局のアデワレ・アデニイ会計監査官代理は、すべての陸上国境を封鎖する決定は、追って通知があるまで貨物の移動を停止するという西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の指示に従ったものだと述べた。
アデニイ氏は8月4日、ニジェールと国境を接する北部カツィナ州の国境の町ジビアを訪問した際にこのことを明らかにし、この決定は両国間の平和と安定のために行われたと述べた。
アデニイ氏は、ECOWAS指令の100パーセント遵守を確保するための措置の一環として、税関職員が国境周辺のコミュニティの間で意識を高めることを強調した。
これに先立ち、ナイジェリアも隣国ニジェールへの電力供給を停止することを決定した。ニジェールはナイジェリアからの輸入電力に70%依存している。この状況は全国の主要都市の電力供給に影響を及ぼし始めている。
ナイジェリアの首都アブジャで最近行われた緊急会議で、ECOWAS首脳らは、クーデターに関与したニジェールとニジェールの軍事指導者らに金融制裁と渡航制裁を課すことで合意した。さらにECOWASは、クーデター集団が民政を回復しない場合、加盟国がニジェールへの軍事介入計画に同意したと発表した。
また、ニジェールのクーデターに関連して、ニュースポータル「アクチュニジェール」は8月5日、ニジェールで権力を握ったクーデター勢力が、ムサ・サラウ・バルムー准将を同国軍参謀総長に任命したと発表したと報じた。バルム氏は以前、ニジェールの特殊部隊の司令官を務めていた。
baotintuc.vnによると
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