NATOの艦艇が、6月にキューバを訪問したアドミラル・ゴルシコフ・フリゲート艦に率いられた北方艦隊の軍艦グループを追跡したと、国営通信社TASSが7月28日、同フリゲート艦の司令官パベル・コノフ二等大佐のロシアテレビでの発言として報じた。
コノフ氏は、NATO海軍グループがロシア海軍グループを綿密に追跡していたと指摘した。ロシア海軍グループには、上空を絶えず旋回していたP-8Aポセイドン対潜哨戒機2機のほか、アメリカ艦艇5隻、フランス艦艇1隻、カナダ艦艇1隻が含まれていた。
しかし、コノフ氏は、ロシア海軍のグループを追跡していた船の乗組員は非常に礼儀正しく、ロシアの船員に対し彼らの行動について定期的に警告していたと述べた。
「敵側は誰も20ヤード(約3.7キロ)以内には近づかなかった。ヘリコプターを動員したり再編成したりするときは、必ずそれを発表した。全般的に、米国人は非常に優れた訓練と海洋文化を示した。全般的に、ロシア艦の航行中、彼らは何の問題も起こさなかった」とフリゲート艦の司令官ゴルシコフ提督は語った。
原子力潜水艦カザンは2024年6月12日にキューバのハバナに入港した。写真: ゲッティイメージズ
タス通信は、フリゲート艦「アドミラル・ゴルシコフ」、ヤーセンM級原子力潜水艦「カザン」、補給船「アカデミック・パシン」、救難タグボート「ニコライ・チケル」を含む戦術水上任務部隊が、6月12日から17日まで非公式訪問のためキューバのハバナ港に寄港したと報じた。
ロシア海軍北方艦隊の艦艇は核兵器を搭載せずにカリブ海に到着したが、フリゲート艦「アドミラル・ゴルシコフ」と原子力潜水艦「カザン」は、極超音速ミサイル「ツィルコン」、巡航ミサイル「カリブル」、対艦ミサイル「オニクス」などの高度な精密攻撃兵器を搭載する能力がある。
それからちょうど1か月後、キューバのハバナ港は再びロシア海軍の艦艇を迎え入れた。今回、フリゲート艦「ネウストラシムイ」、練習艦「スモーリヌイ」、補給船「エリニャ」を含むロシア海軍バルチック艦隊の艦艇が7月27日にキューバの首都に到着し、7月30日までそこに留まる予定だ。
ロシア海軍バルチック艦隊のフリゲート艦「ネウストラシムイ」。写真: ディフェンスエクスプレス
「他国の船舶の訪問は、我々が友好協力関係を維持している国々との革命政府の歴史的慣行だ」とキューバ革命軍省(MINFAR)はフェイスブックへの投稿で述べた。
「ロシア海軍兵士らは、我が国滞在中、革命海軍司令官や首都知事への表敬訪問、歴史的・文化的建造物の訪問などを含む一連の活動プログラムを実施する」とMINFARは付け加えた。
この地域でロシア艦艇が再び出現したことを受けて、米国とカナダは、フロリダ沖を航行してキューバに向かうロシア艦隊の動きを監視・追跡するために艦艇や駆逐艦を派遣するなど、必要な対応をとっている。
米国とカナダの海軍資産のうち、駆逐艦USSトラクスタン、沿岸警備隊の巡視船、HMCSヴィル・ド・ケベックがこの任務に派遣される可能性が高い。
ミン・ドゥック(TASS、ゾナ・ミリタル通信による)
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出典: https://www.nguoiduatin.vn/nga-khen-tau-chien-nato-hanh-dong-lich-su-o-cuba-204240728154620284.htm
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