米国防総省は12月19日、現在シリアには2,000人の米軍兵士が駐留しており、これまでの900人から2倍以上になったと発表した。
米国防総省のパット・ライダー報道官は12月19日に最新の統計を受け取ったばかりだと述べた。米軍は長年にわたりシリアに900人の部隊を駐留させ、自称イスラム国(IS)の台頭を阻止するため地元勢力と協力してきた。
ライダー氏は、シリア駐留米軍の数がいつ2000人に増加したかについては明言しなかったが、「数カ月前、シリアのアサド前大統領の政権崩壊前にはあった可能性がある」と述べたとロイター通信が報じた。
マーク・ミリー元米統合参謀本部議長(左)が2023年にシリアで米兵と会談
パット・ライダー氏は「追加部隊はIS戦闘員に対する任務を支援するための一時的な駐留とみられる」と述べた。
ジョー・バイデン米大統領の政権は、米軍はシリアに留まると述べているが、ドナルド・トランプ次期大統領が就任すれば状況が変わる可能性がある。トランプ大統領は最初の任期中、シリアから軍を完全に撤退させたいと考えたが、反対に遭ったため、数百人の兵士を駐留させたままにした。
また、シリア情勢に関連して、ロイター通信は12月19日、ロシアのプーチン大統領が同日に行われた年次記者会見で、アサド大統領の打倒後初めてシリアについて発言したと報じた。
プーチン大統領は、元シリア大統領がモスクワを訪問して以来アサド氏と会っていないが、会う予定だと述べた。ロシア大統領はまた、モスクワの同盟国であるアサド政権の崩壊は、9年間に及ぶシリアへの関与の後のロシアの失敗を意味するとの見方を否定した。ロシアの指導者は、2015年以来のシリアへの軍事介入がシリアがテロの温床となるのを防ぐのに役立ってきたと主張した。
プーチン大統領はまた、イスラエルがゴラン高原のイスラエル・シリア緩衝地帯に侵入した際の最近の軍事作戦を非難し、テルアビブが現状の「主な受益者」であると述べた。
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出典: https://thanhnien.vn/my-tang-gap-doi-binh-si-dong-tai-syria-185241220065419481.htm
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