ロイター通信によると、米航空宇宙局(NASA)宇宙ステーション事務局は、ロシアの衛星が国際宇宙ステーション(ISS)付近の軌道上で分解し、ISSの宇宙飛行士らが約1時間宇宙船内に避難を余儀なくされたと発表した。
破片となったロシアの衛星は、2022年に運用が終了している地球観測衛星「RESURS-P1」だ。RESURS-P1が破片となった原因については、現時点では詳細は不明だ。
地球軌道上で爆発する衛星のシミュレーション
宇宙追跡会社レオラボによると、米国のレーダーは、6月27日午前5時(ベトナム時間)、RESURS-P1衛星が低軌道上で破片の雲に分解するのを検出した。
米宇宙軍(USSPACECOM)は、RESURS-P1衛星が「追跡可能な破片を100個以上」生成したと発表した。
「米宇宙軍は差し迫った脅威を認識しておらず、宇宙領域の安全と持続可能性を支援するために定期的な統合評価を継続している」と米宇宙軍は6月27日の声明で強調した。
ロシアの反応についてはまだ情報がない。
ボーイング社のスターライナー宇宙船が事故に遭ったが、宇宙飛行士はいつ帰還するのか?
Business Insiderによると、2023年2月、米宇宙軍第18宇宙防衛飛行隊は、コスモス2499と呼ばれる衛星が85個の破片に爆発したと発表した。
衛星を爆発させた過去の衝突により、軌道上にはより大きく危険な破片の雲が生成された。しかし、コスモス2499の残骸は高度1,200kmで地球を周回しており、NASAは約1世紀以上にわたって軌道上に浮遊すると考えている。
[広告2]
出典: https://thanhnien.vn/my-noi-ve-tinh-nga-no-thanh-hon-100-manh-phi-hanh-gia-tren-iss-tru-an-185240627200714756.htm
コメント (0)