この情報は、ミッションの1万3000人の兵士が期限の6カ月以内に撤退することを許可する決議案に対する国連安全保障理事会の投票に先立って発表された。

MINUSMAの終焉は、国連とマリ軍事政権の関係が何年も悪化した後に計画された。今月、マリのアブドゥライエ・ディオプ外相がMINUSMAに同国からの即時撤退を要求したことで緊張が高まった。

グリーンベレーがマリに派遣された。写真: MINUSMA

同ミッションの活動も、2021年以降、マリ政府の規制により中断されている。MINUSMAは、数千人の命を奪ったイスラム過激派の反乱から民間人を守る上で重要な役割を果たしてきたと言われている。

草案によれば、MINUSMAは12月31日までに「秩序ある安全な」撤退を実施しなければならず、安全保障理事会は10月30日までにこれを検討することになる。その後、必要に応じて、理事会は「マリと協議してスケジュールの修正を検討」できる。ミッションの活動は、国連職員、施設、車列の警備に縮小される。 MINUSMAは国連職員に医療避難サービスを提供する。

しかし、この草案は、MINUSMAが年末まで民間人に対する差し迫った暴力の脅威に対応し、近隣の民間主導の当局に人道支援を安全に届けることに貢献することを認めるものでもある。具体的な時間と場所はマリ当局と協議して決定される。

フランスが起草した決議案は15カ国からなる安保理でまだ議論中だが、外交官らは6月29日に予定されている投票までに大きな変更は予想されていないと述べた。決議が可決されるには、少なくとも9票の賛成が必要であり、常任理事国による拒否権発動がないことが条件となる。

「国連は安全保障理事会の決定に従い、MINUSMAの撤退計画についてマリ当局と協力する用意がある」とMINUSMAの報道官は述べた。内部での議論が進行中だと付け加えた。

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