ドイツ議会は賛成375票、反対263票で、同国のマリにおける軍事任務を2024年5月まで1年間延長することに合意した。
2018年8月2日、マリ共和国ガオで国連平和維持活動に参加するドイツ兵。 (写真:AFP/VNA)
ベルリンのVNA特派員によると、5月26日、ドイツ議会は賛成375票、反対263票で、マリにおける同国の軍事任務を2024年5月まで1年間延長することに合意した。
ドイツ政府は2022年11月、マリ国連平和維持軍(MINUSMA)に参加している自国の部隊を今年末までに全て撤退させる可能性があると発表した。
しかし、MINUSMAからの撤退の決定と時期は、ドイツ与党連合内で緊張を引き起こした。
ベルリンは現在、マリに約1,000人の部隊を派遣しており、そのほとんどは北部の町ガオの近くに駐留しており、主な任務はMINUSMAの情報収集である。
ドイツ軍はMINUSMAの任務の一環として2013年からマリに駐留している。ドイツの10年間の任務は、サヘル地域で増大する脅威となっているジハード主義グループに対抗して同国を支援することだ。
ドイツ軍の存在は、フランスが2022年初頭に軍を撤退させた後にフランス軍の損失を補うためでもある。
西アフリカに位置するマリは、過去10年間、北部で強力なイスラム主義の反乱に直面してきた。
国際テロ組織アルカイダや自称イスラム国(IS)とつながりのある過激派が広大な領土を占領し、数千人を殺害し、さらに数百万人を家を追われた。
さらに、2020年から現在までに、この国では2度の軍事クーデターが発生しており、状況はさらに複雑になっています。
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