5月19日午前、主要7カ国(G7)首脳会議が正式に開幕し、G7首脳らが広島平和記念資料館(日本)を訪問した。
G7とEU各国の首脳らは19日午前、広島市中区の原爆資料館にある慰霊碑で記念撮影を行った。 |
核保有国である米国、英国、フランスを含むG7首脳全員が、1945年8月6日の米国による原爆投下後の惨状を保存する広島記念資料館を訪問するのは今回が初めて。
会議は5月19日から21日まで開催され、ジョー・バイデン米大統領、エマニュエル・マクロン仏大統領、オラフ・ショルツ独首相、リシ・スナック英首相、ジョルジャ・メローニ伊首相、ジャスティン・トルドーカナダ首相、開催国である岸田文雄日本首相、シャルル・ミシェル欧州理事会議長、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長を含む7カ国と欧州連合(EU)の首脳が一堂に会した。
さらに、このイベントには、国連、国際エネルギー機関(IEA)、国際通貨基金(IMF)、経済協力開発機構(OECD)、世界銀行(WB)、世界保健機関(WHO)、世界貿易機関(WTO)など主要組織のリーダーも出席した。
岸田首相は、G7首脳が原爆使用の結末を直接目撃する必要性を強調した。
彼は、核軍縮問題を今回のG7サミットの主要議題に据え、これを将来のすべての核軍縮努力の出発点とみなした。
岸田首相は、世界は国際秩序の根幹を揺るがす大きな危機に直面していると宣言した。
したがって、この会議の目的は、法の支配に基づく国際秩序を強化し、この秩序を守るというG7の強い決意を示し、核兵器の使用や現状変更のための武力の行使に反対することです。
19日の主要7カ国首脳会議(G7サミット)での声明文に盛り込まれる内容について、一部の外交筋は「中国に直接懸念を表明することの重要性に言及する内容を入れるよう日本側が検討している」と伝えた。
G7首脳は、台湾問題に関して平和と安定を確保する必要性を強調し、「力や威圧によって現状を変更しようとするいかなる一方的な試みにも」反対するとみられる。
ロシアに関しては、G7首脳は厳しい制裁を維持するとともに、第三国を通じてモスクワの制裁回避に対処する決意を示す可能性が高い。
ウクライナに焦点を当てた別の文書では、G7首脳は、東欧諸国に永続的な平和をもたらすために必要なあらゆる措置を講じることを誓約するとみられる。
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