ロシア選挙管理委員会は、来年初めのロシア大統領選挙に30人以上の候補者が立候補を届け出たと発表した。
「もちろん、候補者が多いので選挙戦は激しいものになるだろう」と中央選挙管理委員会(CEC)のエラ・パムフィロワ委員長は12月26日に述べたが、競争のレベルは「候補者の数ではなく、質によって決まる」と強調した。
パムフィロワ氏によれば、無所属候補者は申請書を提出した後、各政党が来年の大統領選挙の代表者を選ぶための大会を開催する間、選挙活動を行う時間が与えられるという。
7月、クレムリンにてロシア中央選挙管理委員会(CEC)委員長のエラ・パンフィロワ氏。写真:クレムリン
ロシアの元テレビジャーナリスト、エカテリーナ・ドゥンツォワ氏(40)は先週、ロシア大統領選への出馬登録をしたと発表した。しかし、中央選挙委員会はその後、ドゥンツォワ氏の書類に多数の誤りが見つかったため、選挙資格を得るために支持者から署名を集めることは許可されなかったと発表した。
「記録には合計100件の誤りが見つかった。さらに、公証人も文書の認証時にミスを犯した」と中央選挙管理委員会は述べた。
ドゥンツォワ氏はウクライナ紛争の終結と、ロシア野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏を含む活動家の釈放を求めている。
ロシアの政治学者アレクセイ・マルティノフ氏は12月24日、ウクライナの戦況が選挙運動の主要議題になるだろうと述べた。候補者は国内の政治構造を明らかにし、ロシア軍人とその家族を支援するための解決策を提案し、戦争に関連する社会問題を解決しなければならない。候補者はまた、制裁の圧力と西側諸国との膠着状態下にある国内の生活をどう見ているかを概説する必要がある。
ロシアの選挙法では、大統領選に立候補する候補者は12月27日までに申請書を提出し、その後支持者から署名を集めて投票用紙に載る資格を得なければならない。無所属の候補者は少なくとも30万の署名が必要だが、政党の代表者は10万の署名で済む。
中央選挙委員会は12月20日、ドネツィク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンを含むウクライナから併合された4つの州にも投票所を設置すると発表した。
ウラジーミル・プーチン大統領(71)は12月8日、無所属候補として再選を目指すと発表した。プーチン大統領の選挙本部はクレムリン近くのゴスティヌイ・ドヴォルビルにあり、平日の営業時間中に一般に公開されている。
プーチン氏は当選すれば2030年まで権力の座に留まり、さらに6年間の任期で再選される可能性がある。世論調査によれば、プーチン氏はロシア国民の約80%の支持を得ており、来年の選挙では楽勝すると予想されている。
フエン・レ氏(タス通信、ロイター通信による)
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