イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は10月8日、ナスララ氏の後任を選ばないと発表したが、名前は明らかにしなかったと、タイムズ・オブ・イスラエルが報じた。
ヒズボラは将来の指導者2人を失ったのか?
ネタニヤフ首相は事前に録画されたビデオクリップで、「我々はヒズボラの能力を弱体化させた。ナスララ氏自身とその後継者、そして後継者の代わりを含む数千人のテロリストを殺害した」と主張した。
米イスラエル首脳、イランへの報復攻撃を協議
イスラエル首相が言及した2人の名前はまだ不明だが、ロイター通信は以前、ヒズボラ関係者の発言を引用し、故ナスララ元指導者の後継者候補だったハシェム・サフィディン氏がいた地域でイスラエルが捜索救助活動を妨害したと報じていた。サフィエディン氏は10月3日、首都ベイルートの南郊でイスラエル軍による一連の攻撃があった地域にいたと言われている。
10月9日、レバノン南部のキアム村でイスラエル軍の空爆現場から煙が上がっている。
ネタニヤフ首相が「後継者の代わり」という言葉で言及した2人目の人物が誰なのかは不明だ。 BBCによると、イスラエル首相はまた、レバノン国民に対し、「ガザで起こっている破壊と苦しみの深淵」に陥る可能性を避けるため、ヒズボラを打倒する方法を見つけるよう助言した。
ヒズボラ軍は昨日、この情報についてはコメントしなかったものの、国境の村ラブーネ付近のイスラエル軍の標的に迫撃砲とロケット弾による攻撃を開始したと発表した。同日、ヒズボラはイスラエルによる領土侵攻の試みを撃退したとも発表した。
イスラエル国防軍(IDF)によると、イスラエル空軍は昨日、24時間以内にレバノンのヒズボラ拠点185カ所を攻撃したと発表した。一方、同国南部では歩兵部隊とヒズボラの武装勢力との衝突が続いている。
イランのミサイルはイスラエルが認めているよりも多くの被害をもたらしている
紛争激化のリスク
地域で緊張が高まる中、ジョー・バイデン米大統領とネタニヤフ首相は10月9日に電話会談し、10月1日のイランの攻撃に対するイスラエルの対応計画について協議した。消息筋によると、米国はイスラエルに対し、イランの核施設への攻撃は受け入れられないと直接伝えたという。
テヘランは昨日、アラブ諸国に対し、外国勢力が自国の空域や軍事基地をイランへの攻撃に利用することを許さないよう警告した。同日、イランのアバス・アラクチ外相は、地域における情勢の激化に関する協議を継続するため、サウジアラビアおよび他の湾岸諸国に向けて出発した。
CNNによると、ヒズボラ副指導者ナイム・カセム氏は10月8日、レバノンでの停戦達成に向けた取り組みへの支持を表明した。この声明は、イスラエルがガザ紛争を終結させることを条件とせずにヒズボラが停戦を支持した初めての事例となる。
イスラエルがガザへの新たな攻撃を開始
タイムズ・オブ・イスラエルは昨日、イスラエル国防軍(IDF)の発表を引用し、24時間以内にガザ地区のハマス拠点約45カ所に対して新たな攻撃が行われたと伝えた。一方、ガザ地区のパレスチナ保健当局は、イスラエル国防軍がガザ地区で夜間に実施した攻撃で少なくとも18人が死亡したと発表した。イスラエルはジャバリアとその周辺地域の住民に対し、繰り返し緊急避難命令を発令している。しかし、パレスチナ当局と国連は、ガザ地区には安全に避難できる場所は残っていないと述べている。 「少なくとも40万人がこの地域に閉じ込められている」と国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長は昨日、自身のXアカウント(旧ツイッター名)で述べた。
[広告2]
出典: https://thanhnien.vn/hezbollah-tiep-tuc-bi-thiet-hai-ve-lanh-dao-185241009234117219.htm
コメント (0)