韓国政府は6月17日の経済・文化・観光担当大臣会議で、入国手続きの簡素化、ビザ処理時間の短縮、海外からの観光客の旅行体験の向上に重点を置いた、観光産業を振興するための一連の解決策を発表した。
これを受けて韓国政府は、職員を増員し、ビザ申請センターの数を増やすことで、韓国への渡航を希望する国の観光客に対するビザ発給時間を短縮する計画だ。入国手続きを簡素化するため、団体観光客向けの電子観光カードやパスポート自動読み取り技術が導入される。
政府は今年、「韓国文化研修ビザ」を試験的に導入し、韓国での文化・娯楽研修プログラムに関心のある個人を誘致する予定だ。さらに、韓国は「デジタル遊牧民」専用の新しいビザを導入し、彼らが韓国で生活、就労、旅行できるようにすることも検討している。
政府はクルーズ客の滞在期間を延ばすため、セルフサービスの入国審査場を設置し、クルーズ客ターミナルの営業時間を延長する。航空旅客にとっては、韓国の空港と国際都市間の直行便を増やすことが解決策となる。今年後半には、釜山とジャカルタ、清州とバリ島を結ぶ新路線が開設されるほか、大邱からウランバートルへの航空便も増便される予定。
韓国は旅行者の利便性向上のため、KTX高速鉄道の駅からホテルまでの荷物配達サービスを拡大している。このサービスは、現在9か所にあるが、まもなく全国16か所で利用できるようになる。出発前に空港の外で荷物を預けられるサービス「イージードロップ」も拡充される。
政府は、観光客が飲食店や観光スポットにアクセスしやすくするため、地元の地図アプリのユーザーレビューを英語と中国語に翻訳するほか、主要都市で外国人旅行者向けに手頃な価格の短期旅行カードを導入する。
2023年には、韓国を訪れる外国人観光客が2021年の最低97万人から1100万人に急増した。
しかし、観光収入はパンデミック前の207億ドルのレベルにはまだ回復していない。当局者らは、この格差は主に団体旅行から個人旅行への移行と、観光客がショッピングよりも文化体験を重視するようになったことによるものだと述べている。
TH (VnExpressによる)[広告2]
出典: https://baohaiduong.vn/han-quoc-tung-loat-chieu-hut-khach-quoc-te-385036.html
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