韓国海軍は3月27日、脅威に対する備えを強化するため、今週、年次海上訓練を実施したと発表した。
黄海では過去に韓国と北朝鮮の間で海上衝突が起きている。 |
聯合ニュースによると、3月25日に始まった5日間の演習は、2002年から2010年にかけて北方限界線( NLL )防衛で亡くなった55人の軍人を追悼するため、3月28日の西海防衛記念日を前に、韓国の東、西、南の海岸沖の海域で行われる予定だ。
海軍は、今回の演習に備えて、3,200トンの駆逐艦「広開土大王」を含む約20隻の艦艇とP-3海洋監視機など約10機の航空機を動員したと発表した。
海軍によれば、ソウルの南方60キロにある平沢市に本部を置く第2艦隊は、NLL付近の脅威に対抗することに焦点を当てた訓練や、敵の軍艦や潜水艦に対する実弾射撃訓練を行う予定だ。
第1艦隊は東海上で実弾射撃による対潜水艦演習を実施し、第3艦隊は南海上で主要港湾の防衛に重点を置いた演習を実施した。
黄海のNLL付近の海域は南北間の緊張の火種となっており、1999年、2002年、2009年に3度の血なまぐさい海上衝突の現場となっている。
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