フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、ジミー・カーター元大統領の死去について米国に哀悼の意を表した最初の外国首脳の一人となった。
「フランスは彼の家族とアメリカ国民に心から哀悼の意を表します」とマクロン大統領は12月30日、AFP通信に語り、ジミー・カーター元大統領は最も弱い立場にある人々の権利を常に主張し、平和のためにたゆまぬ努力を続けた人物だったと付け加えた。
世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、カーター前大統領の退任後の活動が、同氏の代表機関であるカーター・センターを通じて「数え切れないほどの命を救い、多くの無視されている熱帯病の撲滅に向けた取り組みの推進に貢献した」と述べた。
元米大統領ジミー・カーター氏、100歳で死去
ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領は、ブラジルと協力してベネズエラの紛争を調停しハイチを支援したカーター元米大統領を「民主主義の愛好家であり、平和の擁護者」と呼んだ。
「彼は、平和が発展にとって最も重要な条件であるという理念の擁護者として永遠に記憶されるだろう」とブラジル大統領は語った。
エジプトのアブドルファッターフ・エルシーシ大統領は、30年にわたる戦争の後にエジプトとイスラエルの平和を確立した歴史的な1978年のキャンプデービッド合意の仲介役を務めたカーター氏を「人道的努力の象徴」と呼んだ。
1978年9月6日、キャンプ・デービッド合意に調印するジミー・カーター米大統領、エジプトのアンワル・サダト大統領、イスラエルのメナヘム・ベギン首相
「エジプトとイスラエルの和平協定達成における彼の重要な役割は歴史の記録に永遠に刻まれるだろう。彼の人道的活動は愛、平和、兄弟愛という崇高な基準を体現している」とアル・シーシ大統領はX(旧ツイッター名)で語った。
ロイター通信によると、カナダのジャスティン・トルドー首相は「ジミー・カーター氏の遺産は、アメリカ国民と世界中の人々への奉仕に対する思いやり、優しさ、共感、努力である」とコメントした。
一方、パナマのホセ・ラウル・ムリーノ大統領は、故カーター大統領の死去に際し、遺族とアメリカ国民に哀悼の意を表した。同氏によれば、元大統領のホワイトハウスでの在任期間はパナマにとって困難な時期であり、1977年にパナマ運河の管理権をパナマに移譲したトリホス・カーター協定の交渉と調印において重要な時期であったという。
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の政府は、故カーター大統領を、世界の地政学に貢献し、世界史に消えない足跡を残した平和と対話の活動家と呼んだ。
オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相は、2002年にノーベル平和賞を受賞したカーター氏の素晴らしい功績を称賛した。「ジミー・カーター氏の功績は、彼が変え、救い、高めた人々の人生を通して最もよく測られる」と同首相は語った。
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出典: https://thanhnien.vn/di-san-cua-cuu-tong-thong-us-jimmy-carter-trong-mat-lanh-dao-the-gioi-185241230060200934.htm
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