米メディアは、ドナルド・トランプ前大統領が3月2日、ミズーリ州で行われた党員集会形式の共和党予備選で楽勝し、1月5日の予備選開始以来の「6連勝」に新たな記録を加えたと報じた。
NBCニュースによると、現地時間午後6時(ベトナム時間3月3日午前6時)までに開票率100%となり、トランプ氏は924票(100%に相当)の支持を得て、この中西部州の代議員54人中51人を暫定的に獲得した。
これにより、彼がこれまでに獲得した代議員総数は212人となり、11月に共和党の大統領候補指名を獲得するために代議員を1,215人獲得するという目標に向けた重要な節目となる。
一方、トランプ氏の唯一の対立候補である元米国国連大使のニッキー・ヘイリー氏は票を獲得できず、獲得した代議員総数は24人のままだった。
共和党は3月2日、アイダホ州でも党員集会形式の予備選挙を実施した。勝者はさらに32人の代議員を獲得するチャンスがあり、結果は同日午後6時30分に判明する予定だ。
最新の展開では、同日、トランプ前大統領がミシガン州の共和党大会で、正式に39人の未決定代議員全員の支持を獲得した。これに先立ち、トランプ氏は2月27日に同州で秘密投票の形で行われた共和党予備選挙でヘイリー氏を破り、同州の代議員55人中12人を獲得したが、ヘイリー氏はさらに4人の代議員を獲得した。
これらのイベントは、スーパーチューズデー(3月5日)の予備選挙のわずか数日前に行われる。この日には、16の州と1つの米国領土の有権者が大統領予備選挙といくつかの重要な議会選挙で投票することになる。
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