元ドイツ大統領ホルスト・ケーラー氏、81歳で死去

2004年から2010年まで国家元首を務めた元ドイツ大統領ホルスト・ケーラー氏が、短い闘病生活の末、2月1日に81歳で亡くなった。

元ドイツ大統領ホルスト・ケーラー。 (出典: rbb24.de)

ドイツ大統領府は、ケーラー氏が「家族に見守られながら、短期間の重病の末、今朝早くベルリンで亡くなった」と発表した。

フランク＝ヴァルター・シュタインマイヤー大統領は故人の遺族に宛てた哀悼の手紙の中で、ホルスト・ケーラー前大統領はドイツと世界のために多くの偉業を成し遂げた人物であったため、同氏の死は大きな損失であると強調した。

大統領になる前、彼は十分な教育を受けており、国際通貨基金（IMF）の専務理事を務めていた。ケーラー氏（当時57歳）は、2000年5月にIMFに入局する前は、欧州復興銀行の総裁を務めていた。彼はまた、ドイツの財務副大臣やドイツ銀行協会の会長も務めた。

彼は国家元首として常に国民から高い信頼を得ていた。そのため、2009年5月23日の選挙直前の世論調査では、ドイツ国民の3分の2がケーラー氏がさらに5年間大統領職を続けることを望んでいることが明らかになった。

ホルスト・コーラー氏は在任中の2007年5月にベトナムを公式訪問した。

出典: https://baoquocte.vn/former-president-horst-koehler-tu-tran-o-tuoi-81-302840.html