インドはロシアからの石油輸入を大幅に削減した。 (出典:ゲッティイメージズ) |
したがって、8月はインド政府がロシア産原油の輸入を削減した3か月連続となり、今年初め以来、インドがロシア産原油を最も少なく輸入した月となった。
インドの精製業者は供給国イラクからの輸入も10%削減し、1日当たり84万8000バレルとした。その量の一部はサウジアラビアからの輸入の急増によって補われた。サウジアラビアからインドへの石油は8月に前月比63%増加し、1日あたり85万2000バレルとなった。
インドのロシア産原油消費量は昨年から急増しており、精製業者が大幅な値引きを受けた原油の買い占めに躍起になったため、2023年5月には日量215万バレルのピークに達した。
しかし、インド南西部カルナタカ州にあるマンガロール製油所と石油化学工場は、1日あたり30万1000バレルの生産能力を持ち、輸入を3分の2削減した。
クプラーの上級原油アナリスト、ビクター・カトナ氏によると、ムンバイに拠点を置くリライアンス・インダストリーズによる購入量は、通常平均の1日当たり120万~130万バレルから110万バレルに減少した。同社は9月に原油蒸留装置を閉鎖する予定だ。
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