コロンビア当局は、アマゾンの熱帯雨林で4匹の赤ちゃんを嗅ぎ分けるのに役立ったものの、作戦成功の数日前に行方不明になった犬、ウィルソンの捜索を続けている。
コロンビアのアマゾンのジャングルで行方不明になっていた4人の子供たちが40日以上を経て発見され、家族やこの国の人々に喜びをもたらした。しかし、捜索に参加していたベルジアン・シェパード・ドッグのウィルソンがまだ行方不明となっているなど、良いニュースばかりではない。
ウィルソンさんは、アマゾンの熱帯雨林で行方不明になった4人の子供たちの捜索に参加したが、その後行方不明になった。写真: AFP
「『希望作戦』中、ウィルソンはカケタとグアビアレのジャングルで迷子になった」とコロンビア軍は6月10日、4人の子どもを救出する作戦についてツイッターに投稿した。ウィルソンさんは子供たちの集団を感知し、救助隊が到着する前に彼らと一緒にいたと考えられている。実際、救助隊は4人の子供たちが発見された場所の近くでウィルソンの足跡を発見した。
ウィルソンが最後に目撃されたのは6月8日で、コロンビア民間防衛隊員のカルロス・ビジェガスさんが約40メートル離れたところから目撃した。 「チームメイトたちは犬と遊んだり、落ち着かせたり、呼んでこっちに来るか試してみたが、犬は怖くなって逃げ出し、また森の中で迷子になってしまった」と彼は語った。
コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領も6月9日、ウィルソン氏は見つかっていないと述べた。彼によれば、ある時点で犬は4人の子供を見つけたが、子供たちは身を守るために犬を追い払ったという。
コロンビアの救助隊は、ジャングルで40日以上過ごした後、6月9日に、5月1日の飛行機墜落事故で生き残ったウイトト族の先住民の子供4人を発見したと発表した。子どもたちは非常に重篤な状態で首都ボゴタの病院に搬送され、少なくとも2週間は入院するとみられる。
コロンビアの兵士らは6月9日に森の中で4人の子供を発見し、保護した。写真: AP
ペトロ大統領はこの事件を「生き残るための奇跡的な教訓」と呼び、この出来事は「歴史に残る」だろうと信じている。 「森が子どもたちを救った」と彼は言った。 「彼らはジャングルの子供たちであり、今ではコロンビアの子供たちです。」
ヴー・ホアン( CNN、AFPによる)
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