昨年、国連とトルコが仲介した黒海穀物協定により、ウクライナの黒海沿岸の港から穀物やその他の食糧を安全に輸出することが可能になった。 (出典: Safety4sea) |
9月16日、米国駐在ロシア大使館のテレグラムチャンネルは、アントノフ大使の発言を引用し、「ロシアの高官らは、黒海(穀物)イニシアティブを復活させる機会は常に開かれていると繰り返し強調してきた。ロシア側の正当な要求が満たされることを確実にすることだけが必要であり、それによってトルコが仲介した合意が真剣に実行されるだろう」と伝えた。
アントノフ大使は、上記の合意にはウクライナ側の合意だけでなく、ロシアと国連事務局の間で結ばれた、モスクワの食品と肥料の世界市場への輸出に関する同様に重要な覚書(MoU)も含まれていることを改めて強調した。
これに先立ち、ジェイク・サリバン米国家安全保障担当大統領補佐官は、モスクワがこの問題に関する要求を変えているため、ワシントンは現時点で両国が黒海穀物協定にすぐに復帰する見込みはない、と述べている。
昨年、国連とトルコが仲介した黒海穀物協定により、ウクライナの黒海沿岸の港から穀物やその他の食糧を安全に輸出することが可能になった。モスクワは7月に合意から離脱し、西側諸国がロシアの穀物と肥料の輸出を保証するという約束を果たさなかったと非難した。
これまでのところ、トルコと国連はロシアに合意に復帰するよう説得することができていない。
9月10日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、世界市場への穀物と肥料の輸出に関するモスクワの条件が満たされれば、ロシアは黒海穀物イニシアチブに復帰すると再確認した。
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