国内金価格
国内金価格動向
世界の金価格の動向
米ドルの下落を背景に、世界の金価格はわずかに上昇した。午後5時時点の主要6通貨に対する米ドルの変動を示す米ドル指数は105.685ポイント(0.09%下落)だった。
最新のキトコ・ニュースの金週間調査によると、個人投資家は来週も強気の姿勢を維持している一方、市場アナリストは金の短期的な見通しについて大幅に弱気になっている。
12人のウォール街のアナリストがキットコ・ニュースの金調査に参加した。先週の強気な見方とは全く対照的に、来週の金価格上昇を予想する専門家はわずか3人(25%)です。
一方、専門家の3分の2(67%に相当)は金価格が下落すると予測している。来週の金について中立的な見解を持つ専門家はわずか1人(8%)です。
一方、キトコのオンライン投票では319票が投じられた。市場参加者は先週の調査ほど楽観的ではなかったものの、依然として強気の姿勢を保っている。
183人の個人投資家(57%)は来週金価格が上昇すると予想している。さらに88人(28%)が価格が下がると予想した。一方、48人の回答者(15%)は貴金属の短期的な見通しについて中立的な見解を示した。
Forex.com のシニア市場ストラテジスト、ジェームズ・スタンリー氏は、今後金価格は下落傾向にあると予測しています。この専門家は、継続的な急落により金価格が1オンス当たり1,900ドルの水準を失い、さらにそれ以下になる可能性があると考えている。 「先週はブレイクアウトが失速の兆候を見せたが、今週は下降トレンドが力強い動きを見せた」と同氏は述べた。
一方、SIAウェルス・マネジメントのチーフ・マーケット・ストラテジスト、コリン・シエシンスキー氏は、来週は金価格が下落すると予測し、「パウエルFRB議長のタカ派的な発言により、来週発表される米国の消費者物価指数や生産者物価指数のインフレ報告が予想を上回る可能性がある」と述べた。インフレが予想よりも緩やかに低下したり、上昇したりすれば、国債利回りと米ドルに圧力がかかり、金価格に逆風となる可能性がある。」
来週、投資家は米国の消費者物価指数(CPI)発表(火曜日発表)に注目し、続いて米国の生産者物価指数(PPI)、小売売上高(水曜日発表)に注目するだろう。
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