6月19日の発表によると、米沿岸警備隊はマサチューセッツ州ケープコッド沖1,450キロの海域で捜索を行っているという。カナダ沿岸警備隊も支援のため航空機と船舶を動員した。

「タイタン」と名付けられたこの潜水艇は、タイタニック号の残骸ツアーを含む海洋探査サービスの運営と提供を専門とする民間企業オーシャンゲートが所有している。同社によれば、タイタン潜水艇は最大水深4,000メートルまで潜水可能で、5人が96時間潜水できる酸素を積んでいるという。

英国の億万長者ハミッシュ・ハーディング氏は冒険好きなビジネスマンで、潜水艇で行方不明になった人々の一人だった。

タイタン潜水艇が行方不明です。写真: oceangate.com

タイタニック号は1912年、乗客乗員2,224人を乗せてイギリスからニューヨークへの処女航海中に氷山に衝突し沈没した。この悲劇で1,500人以上が死亡した。沈没船はカナダのニューファンドランド島沖、大西洋の海底約3,800メートルの深さに横たわっている。 1985年にタイタニック号の残骸が発見されて以来、多くの観光客やプロのダイバーが多額の費用をかけて沈没船を訪れています。

昨年発表された料金によると、タイタニック号の残骸を自分の目で見るには、観光客はオーシャンゲートで2万5000ドルを支払わなければならない。

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