ドナルド・トランプ米大統領は3月11日、カナダが米国への電力輸出に対する追加関税を25%引き上げる計画を撤回したことを受け、カナダからの鉄鋼・アルミニウム輸入関税を50%に倍増しない考えを変更した。
トランプ大統領は、カナダで最も人口の多いオンタリオ州のダグ・フォード首相が、米国市場に流入するカナダ製品への関税を全て撤廃しない限り、同州が100万以上の米国世帯に供給する電力に25%の追加料金を課すと発表したことを受けて、カナダの鉄鋼とアルミニウムに関税を課すと警告した。
カナダの鉄鋼とアルミニウムへの関税を50%に倍増させるというホワイトハウスの脅しに直面して、フォード首相は追加関税の停止に同意し、3月13日にワシントンでハワード・ラトニック米商務長官と会談する予定だ。
「壊滅的な影響」:カナダの中小企業、トランプ関税を懸念
ホワイトハウスはその後、カナダからの鉄鋼・アルミニウム製品の輸入に対する公式関税率は、例外や免除なく、3月12日から予定通り25%に据え置かれると発表した。
米国とカナダ間の緊張した応酬は、すでにトランプ大統領の関税決定で動揺している金融市場の混乱をさらに悪化させている。
3月11日、ニューヨーク州(米国)のカナダ・米国国境
トランプ大統領がトゥルース・ソーシャルでカナダの鉄鋼とアルミニウムへの関税を倍増すると発表したことで株価は急落したが、フォード首相が電気料金の値上げを延期し、ウクライナが30日間の停戦に同意したことを受けて株価は反発した。
S&P500種株価指数は3月11日、2月19日の終値6,144.15ポイントと比べて5,528.41ポイント、10%下落した。
米国株はここ数週間大きな打撃を受けており、主要貿易相手国との貿易戦争により米国株価指数の時価総額は5兆ドル近く減少した。
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出典: https://thanhnien.vn/cang-thang-thue-quan-my-canada-leo-thang-185250312064202512.htm
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