財務省とJICAの代表者が融資契約に署名した。 (写真:組織委員会) |
上記3つの合意は、2023年5月に開催されるG7拡大首脳会議に出席するためのファム・ミン・チン首相の実務訪問の際に、ホー・ドゥック・フック財務大臣と林芳正外務大臣の間で交換・署名された3つの外交文書の結果に基づいて実施された。
特に、コロナ後のベトナム社会経済復興・開発計画に対する500億円の予算支援融資契約は注目に値する。
これは、ベトナムと日本の首相の公約に基づいて実施される、新世代の政府開発援助(ODA)プログラムによる融資です。
この融資は、これまでで最も優遇された金利で行われ、迅速な支払いメカニズムを備え、国家予算に直接組み込まれています。迅速な手続きで融資が受けられます。両首相の約束から融資協定の調印完了まで、わずか1年しかかかりませんでした。
財政支援融資契約に加え、財務省とJICAはビンズオン省とラムドン省のインフラ開発投資プロジェクトに関する2件の融資契約も締結した。
このうち、ビンズオン省公共交通インフラ整備事業に対する63億円の融資は、ビンズオン省とホーチミン市を結ぶ高速バスシステムの整備を通じた交通インフラ整備分野で実施されます。ホーチミン市とドンナイ省。この融資は、地下鉄沿線の交通指向型システムの開発への道を開くものとなるでしょう。
ラムドン省農業インフラ改善事業(フェーズ1)への47億円の融資は、交通、灌漑、花卉取引センターの分野におけるサブプロジェクトを通じてラムドン省の農業インフラを支援することを目的としています。
財務省とJICAの代表者が融資契約書を提示した。 (写真:組織委員会) |
今回締結された3件の融資契約は、財務省とJICAの協力関係の新たな展開となるものである。
今回調印された3件の融資により、日本はこれまで総額2兆5,670億円(230億米ドル相当)を超える資金援助を約束し、引き続きベトナムにとって最大の二国間援助国となる。
日本の融資プロジェクトは、交通、エネルギー、医療、教育、気候変動対応など、融資対象が多岐にわたり、ベトナムの経済・社会の発展に重要な貢献を果たしています。
日本政府がベトナム政府にこれらのプログラムやプロジェクトを実施するための資金援助を継続的に約束していることは、両国間の戦略的パートナーシップを証明するとともに、日本政府と国民がベトナムの国と国民の管理能力、プロジェクト実施、そして強力な発展の可能性を信頼していることの証でもある。
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