10月30日、スプートニクは目撃者の話として、イスラエル国防軍(IDF)の戦車がガザ地区の国境フェンスから約3キロの位置まで前進し、ガザ市郊外に接近したと報じた。
イスラエル軍の戦車がサラーフッディーン交差点に現れ、交差点を封鎖した。サラーフ・アッディーンは、ガザ地区の北部と南部の居住地域を結ぶ主要道路沿いにあります。
イスラエル軍の戦車はガザ市郊外に侵入したと伝えられているが、10月30日の午後に撤退した。(写真:アルジャジーラ)
ハマス代表サラマ・マルーフ氏は、イスラエル軍の戦車が10月30日午後遅くにガザ市郊外から撤退したと発表した。同時に同代表は、イスラエル歩兵がガザ市に接近して進軍しているにもかかわらず、イスラエル国防軍はガザ制圧において更なる進展を見せていないと付け加えた。
これに先立ち、イスラエル国防軍は10月29日、ハマス過激派の拠点とみられるガザ市のアズハル大学付近の複数の標的を空爆したと発表していた。
イスラエルはまた、同政府が地上攻撃の拡大を命じた2日後、ガザ地区西海岸に展開する戦車の画像も公開し、ガザ地区の主要都市を包囲しようとしていることを示唆した。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、同国軍がガザ地区におけるハマスとの戦争の第2段階を開始したと述べ、国民に対し、今後の長期にわたる紛争に備えるよう警告した。
イスラエル国防軍は最新の発表で、この地域での地上作戦の拡大を続ける中、過去数日間にガザ地区のハマスの拠点約600カ所を攻撃したと発表した。
イスラエル国防軍は「建物やトンネルに立てこもり、兵士を攻撃しようとしていた武装勢力数十人を排除した」と発表した。
同日の別の動きとして、国連人道問題調整事務所(OCHA)は、救援物資を積んだトラック30台以上がガザ地区に入ったと発表した。これはイスラエルとハマスの紛争勃発以来、この地域に入った最大の援助車列だ。
OCHAによると、水、食料、医薬品を積んだトラック33台がエジプト国境のラファ国境検問所を通ってガザに入った。イスラエルによる完全封鎖以前、ガザ地区には毎日500台のトラックに積まれた救援物資が届けられていた。
トラ・カーン(出典: アル・ジジーラ、スプートニク)
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