世界保健機関(WHO)は、トランプ大統領がWHOからの脱退を命じる大統領令に署名したことを受けて、経費を削減し、どの保健プログラムを優先するかを検討することになる。
WHO事務局長テドロス・アダノム・ゲブレイエスス - 写真: REUTERS
テドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は1月23日に職員に送られた内部文書の中で、ドナルド・トランプ大統領が米国のWHO脱退を発表したことを受けてWHOが深刻な財政難に直面していることを認めた。
ロイター通信によると、WHOはこうした困難に対処するため、「緊縮財政」の一環として、渡航費を削減し、絶対に必要な分野を除いて新規職員の採用を停止する予定だという。
さらに、この文書は、WHOが改革政策を実施し、2024年から加盟国への資金提供方法を変更することを明らかにした。しかし、組織を維持するためには、依然としてさらなる拠出金が必要である。
さらに、AFP通信によると、テドロス事務局長はWHOは米国の脱退決定を深く遺憾に思うとし、「新政権がこの決定を再考することを期待する」と述べた。
テドロス氏は「WHOと米国の歴史的な関係を維持し強化するために、建設的な対話に応じる用意がある」と付け加えた。
同日1月23日、国連は米国が2026年1月22日からWHOから正式に脱退することを確認した。
これに先立ち、トランプ大統領は1月20日にWHOがCOVID-19パンデミックと世界的な健康危機への対応を誤ったとして、米国がWHOから脱退すると発表した。
第47代アメリカ大統領は、WHOは「加盟国からの不適切な政治的影響」を受けていると述べ、米国に対し、中国など他の主要国の分担金をはるかに上回る「不公平で負担の大きい」分担金の支払いを要求した。
「WHOは我々を利用し、誰もがアメリカを利用しました。二度とそのようなことは起こりません」とトランプ大統領は1月20日、WHOからの脱退を定める大統領令に署名した際に述べた。
米国はWHOへの最大の財政支援国であり、同機関の総予算の約18%を提供している。
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出典: https://tuoitre.vn/who-thhua-nhan-kho-khan-tai-chinh-khi-my-roi-di-20250124195857942.htm
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