「我々は今や、食糧安全保障を確保するために世界中で使われているウクライナ産の小麦、小麦粉、油をシリアに供給できる」と、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12月15日夜(現地時間)の演説で述べた。
ゼレンスキー大統領は、輸送プロセスについてはシリア側の代表者と合意する必要があるとも付け加えた。ゼレンスキー氏は「この地域の平和が真の平和に向けて進むための基盤となるよう、我々は間違いなく支援する」と述べた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領。 (写真:EPA-EFE)
2022年に開始された「ウクライナからの穀物」人道支援プログラムでは、援助国やその他の組織がウクライナの生産者から直接農産物を購入し、主にアフリカとアジアの支援を必要とする国々に送ることが規定されている。
シリアのバッシャール・アル・アサド大統領の長期政権は反政府勢力の奇襲攻撃により打倒された。 2011年のアラブの春に続いて内戦が勃発し、国土の大部分が破壊された。
同日の別の動きとして、ウクライナのSBU保安機関は、ウクライナ南部のザポリージャ地域でロシア軍の燃料を輸送する列車40両を破壊する作戦を開始したと発表した。
SBUは、この作戦にはさまざまな諜報機関や軍事機関が関与し、数段階にわたって行われたと明らかにした。 「目的は、クリミアからロシアが暫定的に支配するザポリージャ地域への燃料供給ルートを遮断することだ」と声明は述べた。
モスクワはこの事件についてコメントしていない。
SBUは、列車がザポリージャ地方のオレクシイウカ村付近を走行中、部隊の1つが線路を破壊したと発表した。
列車は運行を乱し、石油タンカーは火災に見舞われ、軍部隊は現場に向けて米国から供給されたHIMARSミサイルを発射した。
「この特別作戦の結果、機関車とタンク車40両が破壊され、ロシア軍に物資を供給する重要な鉄道路線が長期間にわたって閉鎖された」とSBUは発表した。
ロシア軍は、33か月に及ぶ戦争の現在の戦闘の主戦線であるザポリージャ地域の約70%、隣接するヘルソン地域の約70%、東のドンバス地域の80%を支配している。
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出典: https://vtcnews.vn/ukraine-vien-tro-nhan-dao-cho-syria-ar913883.html
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