台湾の米国製F-16戦闘機(イラスト写真:ロイター)。
中国外務省報道官は1月7日、台湾への武器販売への対応として、米軍需メーカー5社に制裁を科すと発表した。
米国は台湾と正式な関係を結んでいないが、台湾にとって最大の経済的、軍事的パートナーである。
米国の台湾への武器販売はしばしばワシントンと北京の間の緊張の原因となっている。中国は台湾を、武力を含むいかなる犠牲を払ってでも統一しなければならない分離不可能な領土であると考えている。
米国務省は先月、台湾の戦術通信システムの維持を支援するため、3億ドル相当の装備品の販売を承認した。
北京は最近の武器売却が「中国の主権と安全保障上の利益を著しく損ない、台湾海峡の平和と安定を深刻に危険にさらしている」と非難した。
中国がブラックリストに載せた企業には、BAEシステムズ・ランド・アンド・アーマメンツ、アライアント・テックシステムズ・オペレーションズ、エアロバイロンメント、ビアサット、データ・リンク・ソリューションズなどがある。
中国はこれらの企業の資産を凍結し、中国人や組織がこれらの団体と協力することを禁止すると報道官は述べた。
米国は中国の動きについてコメントしていない。
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