北朝鮮は2024年に3機の軍事偵察衛星を打ち上げる計画だ。
朝鮮中央通信が公開したこの写真は、2023年4月13日、北朝鮮の非公開の場所で行われた新型固体燃料大陸間弾道ミサイル(ICBM)火星18の試験を示している。 |
朝鮮中央通信( KCNA )は12月31日、北朝鮮が先月同国初の軍事偵察衛星の打ち上げに成功したことを受け、2024年にさらに3機の軍事偵察衛星を打ち上げることを目指していると報じた。
朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩委員長は、朝鮮労働党中央委員会の5日間の総会を総括する際に、上記の目標を打ち出した。
同通信社は、「2023年に最初の偵察衛星の打ち上げと運用に成功した経験に基づき、2024年にさらに3機の偵察衛星を打ち上げる計画が発表され、宇宙科学技術の発展を促進するための総合的な対策が議論されている」と伝えた。
北朝鮮はこれに先立ち、5月と8月の2度の試験打ち上げ失敗の後、11月21日に「万里鏡1号」と名付けられた軍事偵察衛星を軌道に乗せることに成功した。
北朝鮮がロシアのウクライナ軍事作戦で使用する武器をモスクワに供給する見返りに、ロシアから技術援助を受けているのではないかという疑惑がある。
また、朝鮮中央通信によると、金正恩氏は、韓国をもはや和解と統一のパートナーとは考えていないと述べ、ソウルは北朝鮮を主な敵とみなしていると強調した。
同通信社は、朝鮮労働党は韓国との統一は不可能だと結論付けたと金委員長が語ったと伝えた。
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