ドイツの小型小惑星2024 BX1は、1月21日に大気圏に突入して燃え尽きる約3時間前に発見されました。
1月21日に小惑星がドイツ東部に衝突した。ビデオ: X/デニス・ヴィダ
ハンガリーの研究者クリスティアン・サールネツキー氏はハンガリーの天文台で新たな小惑星を発見した。 1月21日現地時間午前1時30分頃(ハノイ時間午前7時30分)、小惑星は地球の大気圏に突入し、ドイツ東部の上空で燃え尽きた。
地球に衝突する前に小惑星が検出されたことは歴史上8回目であり、サルネツキー氏がこれを発見したのは3回目だ。彼は2022年にアイスランドの北に落下した小惑星と、昨年イギリス海峡を通過した小惑星を発見した。
カナダのウエスタン大学の隕石物理学博士デニス・ヴィダ氏によると、1月21日に発見された小惑星は幅約1メートルだったという。彼は、宇宙に向けたカメラのグローバルネットワークを使用して小惑星をよりよく観測することを目的としたグローバル小惑星プロジェクトの創設者です。
ヴィダさんは、ドイツのライプツィヒにあるライブストリーミングカメラで撮影された小惑星の最も鮮明な映像の1つをソーシャルネットワークXで共有した。この小惑星は、大気圏を通過する際にいくつかの隕石の破片を生成し、それが地上に落下して崩壊した可能性がある。ヴィダ氏はまた、小惑星がベルリンの西約50キロで崩壊し始めたと述べた。
この小惑星は当初Sar2736と呼ばれていたが、後に国際天文学連合(IAU)の小惑星センターによって正式に2024 BX1と命名された。同センターは、ドイツとハンガリーに加え、スペイン、クロアチア、ルーマニアなどヨーロッパ諸国の複数の観測所から2024 BX1に関するデータを記録した。
NASAはまた、小惑星2024 BX1が大気圏に突入する約20分前にソーシャルメディアXへの投稿で同小惑星の訪問を確認した。 「警告:午前1時32分頃、ベルリン西方ネンハウゼン付近で小さな小惑星が崩壊し、無害な火球となる。空が晴れていれば観測者もそれを観測できるだろう」とNASAは記した。
トゥー・タオ( CBSニュースによる)
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