ロシアの首都モスクワは5月30日朝、異例のドローン攻撃を受け、建物に「軽微な」被害が出たが死傷者は出なかったとモスクワ市長セルゲイ・ソビャニン氏が明らかにした。 (モスクワ時間=ハノイ時間 - 4)
「今朝、夜明けにドローン攻撃により数棟の建物に軽微な被害が出ました。市の救急隊が現場にいます。今のところ、重傷者はいません」とソビャニン氏は述べた。
ロシアのソーシャルメディアで共有された動画には、首都モスクワとモスクワ地域のさまざまな地域で防空部隊が無人機に発砲する様子が映っている。
緊急サービス当局者はロシア通信社RIAに対し、無人機1機がモスクワ南西部の住宅ビルの上層階に衝突し、別の無人機が同じくモスクワ南西部の24階建てのアパートに衝突したと語った。
ソビャニン首相は攻撃の標的となった2つのアパートの住民に避難を命じた。
モスクワ州知事アンドレイ・ヴォロビョフ氏は自身のテレグラムチャンネルで、市内に向かって飛行していた「数機のドローン」が防空軍に撃墜されたと述べた。
今月ロシア各地で攻撃が増加しているが、5月30日朝のドローン攻撃は、ロシアが15か月前にウクライナで軍事作戦を開始して以来、首都モスクワで最も激しいものだったかもしれない。
これに先立ち、5月3日の早朝には、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の住居兼執務室であるクレムリンの屋根の真上でも無人航空機2機が爆発した。ロシアは、ウクライナがこれらの装置を使ってプーチン大統領を暗殺しようとしたと非難した。ウクライナは攻撃へのいかなる関与も断固として否定している。
ミン・ドゥック(RT、AFP、ブルームバーグによる)
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