ロイター通信によると、タイ警察は12月12日、ミャンマー国境に近いカンチャナブリ県の検問所で関係者2人を逮捕し、メタンフェタミン(覚醒剤の一種)5000万錠を押収した。これはタイがこれまでに押収したクリスタルメスの記録的な量だ。
タイ警察の情報によると、これらのクリスタルメスの錠剤は大きな袋に入れられ、6輪トラックの荷台に隠されていたという。トラックに乗っていた男女が逮捕された。
国連薬物犯罪事務所(UNODC)東南アジア代表ジェレミー・ダグラス氏は、この事件で押収された覚醒剤の量はアジア全体で2番目に多いと述べた。
これに先立ち、ラオス当局は2021年にラオスのゴールデン・トライアングル地域付近で麻薬密売組織を解体し、5,500万錠以上のアンフェタミン錠剤を押収した。
ダグラス氏は、流通ネットワークは日本やニュージーランドまで達していると語った。 「クリスタルメスの生産は依然として拡大している」とUNODCの代表はロイター通信に語った。
ダグラス氏は、組織犯罪グループがメタンフェタミンの供給を増やし価格を下げたため、当局による逮捕は同地域の麻薬密売に最小限の影響しか与えなかったと述べた。ロイター通信によると、同氏は、2021年のクーデター以来のミャンマーの不安定さが、密輸業者がルートや活動を拡大する条件も作り出していると付け加えた。
ミンホア(タン・ニエン、トゥオイ・チェ記者による報告)
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