イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は1月14日、テヘランでNBCニュースのインタビューに応じ、同国はドナルド・トランプ次期米大統領を暗殺する計画はなかったと断言するとともに、この問題に関するワシントンのこれまでの発言を否定した。
イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は1月14日、テヘランでNBCニュースのインタビューに答えた。 (出典:NBCニュース) |
2024年11月、米国司法省は、ドナルド・トランプ次期大統領の暗殺計画に関与したとしてイラン人男性を起訴し、イランの革命防衛隊(IRGC)が攻撃を計画し指揮したと非難した。米国の法執行機関は、攻撃が行われる前にこの計画を阻止した。
トランプ氏は、2024年に米国で最も権力のある議席を獲得するための選挙運動中に、自身の暗殺未遂の背後にイランがいる可能性があるとも主張した。
しかし、ペゼシュキアン大統領は「これはイスラエルと他の国々がイランへの恐怖を煽るために仕掛けた陰謀の一つに過ぎない。イランはこれまで誰かを暗殺するつもりはないし、今後もない」と断言した。
さらに、テヘランはトランプ大統領の暗殺を決して試みないと誓うつもりがあるかとの質問に対し、ペゼシュキアン大統領は「我々はこれを試みたことはなく、今後も決して行わない」と述べた。
ペゼシュキアン氏が米大統領選(2024年11月)以降、国際メディアのインタビューに応じるのは今回が初めて。
昨年、トランプ氏は選挙活動中に2度の暗殺未遂事件を生き延びた。1度目は9月にフロリダ州ウェストパームビーチのゴルフコースで、もう1度は7月にペンシルベニア州バトラーでの集会で起きた。
米政府は、これはトランプ大統領の第一期大統領時代に命令されたドローン攻撃でバグダッドで殺害されたカセム・ソレイマニ将軍への復讐を企むイランの陰謀だと主張した。
しかし、2024年10月中旬、テヘランはスイスの外交官を通じて書面のメッセージを送り、トランプ氏の暗殺を企てないことを明言した。
テヘランはまた、1953年のクーデターから2020年のイラン軍司令官のドローンによる暗殺まで、数十年にわたってワシントンが内政に干渉していると繰り返し非難している。
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出典: https://baoquocte.vn/tong-thong-iran-tehran-chua-bao-gio-len-ke-hoach-am-sat-tong-thong-dac-cu-donald-trump-300961.html
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