英国のエマ・レイノルズ財務大臣は3月21日、ウクライナ紛争が勃発して3年以上が経ってから、同国は250億ポンド(約320億ドル)以上のロシア資産を凍結したと述べた。
クレムリンはロシアの資産を押収しようとするいかなる試みも非難し、重大な法的結果を招くと警告した。 (出典: Shutterstock) |
レイノルズ副大臣によれば、ロンドンとその同盟国がモスクワから「奪った」資産の総額は「4000億ドル以上で、ロシアの4年間の軍事費に相当する」という。
レイノルズ氏は、英国とその同盟国はモスクワに対する金融制裁を継続すると断言した。
英国財務省の報告書は、ロンドンが2022年2月から2024年3月の間にロシアに関連する「2,001の個人および団体」に制裁を課したと指摘した。
西側諸国の制裁はロシア経済に大きな影響を与えているが、英国やその他多くの国々はロシアの凍結資産をどう扱うかについてまだ合意に達していない。
欧州連合(EU)は以前、2022年に凍結した2000億ドル以上のロシア資産を没収しないことを決定していた。
3月20日のEU首脳会議で採択された文書によると、EU側はこの決定に伴う法的および財政的安定上のリスクを指摘した。しかし、これらの資産から得られる利息は、引き続きウクライナを支援するために使われることになる。
西側諸国は、2022年にウクライナ紛争が激化した後、ロシアの中央銀行の短期国債準備金を含むロシアの資産を凍結した。現在、その大半は現金化されており、これらの資産は主にEUのカストディ銀行、特にベルギーのユーロクリア決済機関などの機関に保管されている。
EU首脳らが採択した文書には、「EU法の下では、ロシアが紛争による損害の賠償金を支払うまで、ロシアの資産はそのまま残されなければならない」と書かれている。
クレムリンはロシアの資産を押収しようとするいかなる試みも「窃盗」であると非難し、重大な法的結果を招くと警告した。モスクワはまた、ロシアで事業を展開する西側企業に対する報復措置の可能性も示唆している。
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出典: https://baoquocte.vn/tai-san-nga-bi-phong-toa-sau-eu-toi-luot-anh-co-hanh-dong-moi-nhat-308442.html
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