フランス：パリ市民が歩行者専用道路を550本増設することに投票

3月23日、フランスの首都パリの住民は、さらに500本の道路を歩行者専用都市にすることを賛成票で決定し、自動車の使用を制限し、空気の質を改善しようとするパリ政府の取り組みに弾みがついた。

公聴会の結果、投票に参加したパリ市民の約65.96%が上記の計画を支持し、34.04%が反対した。

これは、2023年にスクーターを禁止する投票と、昨年の大型SUVの駐車料金を3倍にする決定に続き、パリで3年間で3回目の国民投票となる。

歩行者専用道路が500本追加されることで、パリ市内の駐車スペースがさらに1万台削減され、2020年以降に削減されたスペースの総数は2万台となる。市政府は、どの道路を歩行者専用道路にするかについて、引き続き住民と協議していく。

歩行者専用区域の拡大により、歩行者専用道路の総数は約700となり、首都の道路総数の10分の1以上を占めることになる。

パリ市庁舎のデータによれば、今世紀初めに社会党が政権を握って以来、市内の自動車交通量は50％以上減少している。

最近の改善にもかかわらず、パリは依然として、個人の庭園、公園、並木道、水、湿地などの緑のインフラの面で他のヨーロッパの首都に遅れをとっており、欧州環境機関によると、他のヨーロッパの首都の平均41％と比べて、パリの緑のインフラはわずか26％にとどまっている。

出典: https://www.vietnamplus.vn/phap-nguoi-dan-paris-bo-phieu-de-thiet-lap-them-550-pho-di-bo-post1022341.vnp