トルコのハカン・フィダン外相がアンカラで演説。写真:AFP/VNA
情報筋によると、トルコのハカン・フィダン外相は3月25日から2日間のワシントン訪問を開始した。会談中、両外相は「防衛産業における協力の障壁を取り除く 政治的決意を明確に確認した」という。両者はまた、ドナルド・トランプ大統領とタイップ・エルドアン大統領が以前に言及した問題についても引き続き協議した。
ハカン・フィダン外相と米国のマルコ・ルビオ外相も、今後の国レベルの訪問を計画することについて協議したが、詳細は明らかにしなかった。さらに、両者はシリアとバルカン地域の安定維持の重要性も強調し、ウクライナにおける平和の実現と紛争終結に向けた努力、ガザ地区における停戦達成の必要性についても議論した。
フィダン氏の訪問は、トルコがトランプ政権下で米国とのより温かい関係を模索する中で行われた。トランプ大統領の中東担当特使スティーブ・ウィトコフ氏は、トランプ氏とエルドアン大統領の電話会談を「非常に前向き」と評したわずか数日後のことだった。
関係筋によると、両首脳の電話会談は今後数日間の協議に前向きな弾みを与える可能性があるが、確約は得られなかったという。
北大西洋条約機構(NATO)の2つの同盟国間の意見の相違が増加したため、米国とトルコの関係は最近順調ではない。米国は、トルコが2019年にロシアのS-400防空ミサイルシステムを購入した後、トルコをF-35第6世代戦闘機プログラムから除外した。
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