ゼレンスキー大統領は、チャソフ・ヤル市を防衛する第41旅団の本部を含む、ドネツク州の前線近くのいくつかの場所を訪問した。
「チャソフ・ヤールを防衛している第41機械化旅団の司令部の一つを訪問した。兵士たちと会話を交わし、部隊指揮官による戦闘状況と防衛線の構築に関する報告を聞いた。また、当地の兵士たちに表彰状を授与した」と、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は本日述べた。
第41旅団司令部から前線までの距離は不明。
ゼレンスキー大統領が公開したビデオには、チャソフ・ヤルの北西約30キロにあるスラビャンスク市の門を通過する車列の姿が映っている。ウクライナ大統領はまた、医療小隊を訪問し、ドネツク州にあるいくつかの防衛施設を視察すると発表した。
ゼレンスキー大統領は本日公開されたビデオで、ドネツク州の第41旅団本部と防衛線を視察した。ビデオ: Telegram/V_Zelenskiy_official
この訪問は、バフムートの西約10キロにあるウクライナ軍が占拠する重要拠点、チャソフ・ヤルを守る部隊の士気を高めることが目的だ。
チャソフ・ヤルはドンバス工業地帯に位置し、鉄筋コンクリート製品の製造、採掘、耐火粘土製品の製造が行われている場所です。周囲の地域よりも高い地形にあるこの都市は、ウクライナ軍の主要な物流センターおよび前線砲兵基地となっている。
キエフは都市防衛のために少なくとも5個旅団を配備した模様。
ロシアの精鋭空挺部隊が市の東端に迫り、砲兵、航空戦力、ドローンが敵の防衛線を激しく攻撃した。ロシアは、チャソフ・ヤールの東、南、北の三方からウクライナ軍を圧迫し、西方への撤退を迫っている模様。
チャソフ・ヤールとその地域の主要要塞の位置。グラフィック: RYV
ロシアがチャソフ・ヤルを制圧した場合、ロシア軍はクラマトルスク、スラビャンスク、ドルジコフカ、コンスタンチノフカなど同地域に残るウクライナの拠点に直接攻撃を仕掛ける可能性がある。クラマトルスクは、ドネツィク州でウクライナが今も支配している最後の大都市である。
ヴー・アン( AFP通信)
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