プーチン大統領は、ロシアがベルゴロド砲撃への報復としてウクライナへの攻撃を強化すると発表したが、モスクワは軍事目標のみを狙っていると強調した。
ウラジーミル・プーチン大統領は本日、キエフが民間人への攻撃によって「威嚇し不安定化させようとしている」と非難し、モスクワは2日前にウクライナとの国境に近い都市ベルゴロドに対して行われた攻撃と同様の報復措置を講じる能力があると主張した。
しかし、プーチン大統領はロシアは敵の軍事施設のみを標的にすると強調した。 「我々は高精度兵器を使用して、意思決定センター、部隊集結地、傭兵、そして機密性の高い軍事目標を攻撃する」と、モスクワのヴィシネフスキー軍病院を訪問した際、負傷兵らに語った。
2023年12月31日、ウクライナのハリコフにあるホテル襲撃現場。写真:ロイター
ロシア大統領はまた、2023年12月31日にウクライナ北東部の都市ハルキフに対して同国が報復攻撃を行ったことにも言及した。「我々は攻撃を強化してきたし、今後も強化する。民間人に対する犯罪を無視することはできない」とプーチン氏は述べた。
ウクライナ当局はこの情報についてコメントしていない。
12月30日、ロシア国防省は、ウクライナがクラスター爆弾弾頭を搭載したオルハ重ロケット砲弾2発とチェコ共和国製のヴァンパイアシステムから発射された多数のロケット弾を使用して、国境に近い同名州の州都ベルゴロド市を攻撃したと非難した。
ロシアとウクライナ間の戦争の状況。グラフィック: WP
ロシア軍はその後、ハリコフのホテルに対して精密ミサイル攻撃を実施したと発表した。モスクワは、この建物はベルゴロド攻撃を計画・実行したウクライナ国防情報局(GUR)のメンバーと、ロシア領土への攻撃を準備していた約200人の「外国人傭兵」の住居であると説明した。
ロシアは、民間インフラや軍事施設を含むロシア領土に対して、ウクライナがロケット、ミサイル、ドローンによる攻撃を行ったと繰り返し非難している。ウクライナメディアは情報筋の話として、同国軍が前日にロシアによる記録的な襲撃への報復としてベルゴロドの「軍事目標を狙った」と伝えた。
ヴー・アン( RIAノーボスチ、AFP、ロイター通信による)
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)