日本の警察は、被害者のパソコンを遠隔操作して500万円を詐取したとして、サイバー詐欺の容疑でトラン・ベト・アン容疑者を逮捕した。
愛知県警は6月7日の声明で、ベトナム国籍のトラン・ベト・アン容疑者(29歳)をオンライン銀行口座を遠隔操作し、不正に送金した疑いで逮捕したと発表した。
捜査によると、ベト・アン容疑者とその共犯者は2022年9月、69歳の男性のログイン画面に偽のウイルス警告を表示し、被害者にコンピューターを遠隔操作できるソフトをインストールするよう指示した疑いが持たれている。
6月7日の愛知県警記者会見で、トラン・ベト・アン容疑者の逮捕後に警察が押収した証拠。写真: TBSニュース
その後、ベト・アン容疑者はこのソフトウェアを使ってコンピューターを操作し、被害者の銀行口座にログインして500万円(3万6000ドル)を別の口座に送金した。この金額は暗号通貨に変換され、Viet Anh の口座に送金されます。
このような形で不正送金が発覚するのは国内初とみられる。
容疑者は金銭を送金したのは自分ではないとして容疑を否認しているが、愛知県警は、ベト・アン容疑者が女性を狙った恋愛詐欺など2500件以上のオンライン詐欺の首謀者であり、被害者から12億4千万円(880万ドル)を騙し取ったとしている。
出入国在留管理庁(ISA)によると、現在日本には約43万3000人のベトナム人が住んでおり、日本に住む外国人の15.7%を占めている。
ドゥック・チュン(朝日、共同、名古屋テレビ、TBSニュースによる)
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